市川裕子の
情熱シネマ
ゾンバイト <ZOMBAIT〜腐ったら、ゾンビ。>
SHOOTシネマ企画作品
監督:大川達也 脚本:同時人
出演:大串明弘、市川裕子、江澤希、前島誠二郎、ガンツ・クロダッティーノ
<市川裕子のコメント>
うわ。すごいタイトル!と思ったのが、第一印象。
でも、これが、私の8ミリ映画デビュー作品です。
それまでは、舞台経験はありましたが、映像は、初めて。どんなふうに撮られているのか? 分かっていなかったですねー
ゾンビ役なんて、やったことないし。当たり前か。
顔を青く塗ったりとか、草むらで撮影とか、深夜の撮影とか、早朝、新宿の街を走るとか、無茶苦茶ですよねー
と思い出しながら、観ました。当時、上映会やってから、一度も観ていなかったので、ほとんど初見みたいなもの。
今、観ると、ほんと、自主映画らしいなーとほのぼのしました。
みんな、面白いし。楽しそうにやってますよね。
<大川達也監督のコメント>
僕が上京したのは、1987年のバブルな頃。東京に友人知人はゼロ。遠い親戚は居たものの頼りにできる感じじゃなかった。半分家出のように、花の都に来たけれど2、3年したら田舎へ逆戻りと思ってた。
それが、27年も関東に住んでエンタメ業界の末席で細々仕事をしていられるのも「SHOOTシネマ 企画」のお蔭かもしれない。
代表の前島氏に連絡を取って、仲間に入れてもらえたのはとってもラッキーで、ハッピーだったもんね。
彼らの協力無しでは、自主製作映画「ゾンバイト」も出来なかったし。
最近「ゾンビ」を通して、人間や社会を考えるというバラエティやドラマが多いとかで、新聞で「ゾンビブーム」の括りで記事が掲載されてました。僕は、それよりもずーっと前に「ゾンビ物」で、物申す映画を創ってました。とエッヘンな気分です。
正直、自分が創った素人丸出しの8ミリ映画を、今見るのは拷問以外の何物でもない。
気楽に出演した「ドラッグ演歌1991」の演技も大爆笑だ!
まぁ、若かりし猪突猛進の足跡か。
語り始めると尽きないので、このあたりで。