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情熱シネマとは

8ミリ作品の紹介動画です。

昔、深夜番組で、自主映画のコンテストみたいな奇跡的な番組があったんだけど、その中で、ある審査員が言った言葉がありまして、「そんな作品、親しか喜んでくれない」みたいな発言。ひどいな、と思ったけど、私なんか「親に喜んでもらえないどころか、親にも観てもらえない作品」ってことになる。

でもねー、親に見せるために作品作っているわけじゃないし。じゃあ、何のために?

いや、何のために、なんて、そんな理由並べている間に、作っているわけですよ。無我夢中で。

そう。情熱。情熱しかない! 何で? なんて、知るもんか。

ただ、突き動かされるように作ってしまったというわけ。

あれだけ、困難な8ミリフィルムと格闘し、いくつもの作品を完成させたのは、情熱以外ないです。

あの時を振り返る時、いつも思う。

「今、あの時の情熱はあるか?」って。私は、そうやって、いつも原点を振り返りながら、突っ走ってきました。

親は観てくれないし、喜んでもくれないかもしれないけど、当時、関わってくれたメンバーには、「あの時は、楽しかったな」と思ってもらいたいなーという希望を込めて、この「情熱シネマ」というホームページを作りました。

あの時、参加し、協力してくれた、アクション俳優の皆さんに感謝しています。私の映画魂は、アクションによって切り開かれたと思っています。

それから、私の映画ライフを導いてくれた「SHOOTシネマ企画」の前島誠二郎監督、大川達也監督。それから、一緒に演じた大串明弘さん、江澤希さん。ありがとうございました。

まあ、こんなホームページ、誰も作らないから、私が作りました。私がやらなきゃ、って感じで。

情熱は、忘れたくないという記念碑的に。

                                                                                      市川裕子

第一期:
SHOOTシネマ企画

自主映画の作り方を知りたくて、前島誠二郎監督率いる「SHOOTシネマ企画」に参加しました。本当は、「公募ガイド」に紹介されていた大川達也監督にコンタクトを取ったのがきっかけです。大川監督の師匠が前島監督だったというわけ。この時期、私は出演のみです。

第二期:
8ミリフィルム期

アクションに関わるメンバーと知り合い、ついに、フィルムを回す決心をした時期です。製作・脚本・撮影・出演を兼ねています。自主映画ならではという感じですね。監督は、石田憲一。若さ溢れるメンバーのアクションを見せたくて、思いっきり全力を注ぎました!まさに、黄金期!

第三期:
アナログビデオ期

8ミリが衰退し、現像も難しくなってきた時期です。ビデオで実験的な作品にチャレンジしました。ビデオポエムなどにも挑戦しました。こちらも、もちろん、製作・脚本・撮影・出演です。監督は、石田憲一。

未発表シナリオ

16ミリフィルムでの製作を目指して、書いたシナリオです。8ミリ用のも何本か書きました。こちらも、アクションのメンバーをイメージして、書いたのですが、実現しませんでした。残念でしたね。でも、私の頭の中では、イメージなどが出来上がっていたので、今、思い出すと、とても懐かしいです。

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